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今回は、自然舘の昇段・級テストについての考え方を話したいと思います。
日本では古来から芸事を学ぶに当たっては、初めは教えを忠実に学び実行する。これを「守」といいます。次の段階が教えられた事を壊しつまり変化させることこれを「破」といいます。最後の段階が教えられたことから離れて自分のもの(味)を出す。これを「離」といいます。これらの段階を踏むことによって一つのものを完全に身につけられるとしています。
したがって、私は、各級・初段・2段までに大切な基本が身に付いているかどうかを試験します。そして、3段に合格した人には、一番大事な基礎が全て出来上がっていると判断し人を指導する道場長の資格を与えているのです。
次に、4段の試験で「破」つまり駆け引きを組み込んだ技、つまり、より実戦的な体捌きになっているかを見ます。
最後に、5段の試験で「離」つまり自分の味をどのようにその技の中に出すかを試験し、合わせて小論文によりその人の武道についての考え方をみています。
ただ5段のテストは私から許可がなければ受験できません。日頃の稽古ぶりなどを見て、私が受験の許可を与えます。
この後、9段を最高に段を与えるつもりでおりますが、6段以降はその人の日常生活や人柄や自然舘に対する貢献度等を見て時期が来たら無試験で与えるつもりです。
いずれにしても試験は、簡単には合格できません。前回も書きましたが日々精進することがなによりも肝要です。
皆さんも自信と誇りを目指して試験に挑戦してみませんか?
2003.6 自然舘館長 間中雲水

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