Q.自然舘とは何ですか?
自然舘とは、日本に1000年以上前から入ってきた実戦的な古武道(打拳体術、柔体術、剣術、各種棒術、槍術、薙刀術、十手術、鎖分銅術等)を教える道場です。館長の武道観は、「武道と言うのは精神力と技が自然界のようにバランスの取れたものでなければならない」と言うことです。 風を考えて見ましょう。その時の気象のバランスで、風は強く吹くこともあるし弱く吹くこともあります。これを武道で攻撃という側面に置き換えると、自由に相手次第で激しい技をかけたり、手加減を加えることもできるということです。 また、逆に、防御と言う面から見ると、風の強さに応じて大・小の枝が上手くその力をかわして自分の身を守ります。どんなに強い風が来ても枝が折れたり倒れたりしないようにするのが鍛錬(稽古)です。
Q.自然流とは何ですか?
館長が上に述べた武道観に基づき9年ほど前にあみ出した剣術、二刀術、十手術、短刀術、鎖分銅術等の技を自然流と称しています。 動きは全て理にかなった自然な無駄のないものです
Q.自然舘館長はどのような人ですか?
略歴;昭和20年12月14日生まれ。千葉県野田市にて中学校まで終了し、埼玉県春日部高校に進学。大学は防衛大学で学び33年間陸上自衛隊勤務。 2000年12月陸上自衛隊を定年退職。その後、米国メリーランド州ボルティモア市に道場を開き3年間武道を通し日本文化の普及に努め2004年6月帰国。
武道歴;14歳で古武道の道に入り、戸隠流忍法(免許皆伝)、玉虎流骨指術(免許皆伝)、九鬼神流(打拳体術、剣術、各種棒術、槍術、薙刀術)、高木楊心流柔体術、神伝不動流打拳・柔体術、虎倒流骨法術、自然流等を現在も修業中。
武道歴;14歳で古武道の道に入り、戸隠流忍法(免許皆伝)、玉虎流骨指術(免許皆伝)、九鬼神流(打拳体術、剣術、各種棒術、槍術、薙刀術)、高木楊心流柔体術、神伝不動流打拳・柔体術、虎倒流骨法術、自然流等を現在も修業中。
Q.近くに自然舘の道場がないのですがどうしたらよいでしょうか?
自然舘では、会員になれば、毎月武道の技についての解説書を無料でさし上げています。 また、技の解説ビデオや技の解説書を通信販売しています。さらに、自分のビデオを本部に送ると先生からのアドバイスがもらえます。 会員は、本部の稽古に参加できますし、セミナー参加費等の割引もあります。
Q.段・級はあまり必要でないと思っていますがいかがでしょうか?
自然舘では、皆さんに段・級を押し付けることはありません。ただ、段・級のテストの入っている技が次の段階に進む場合とても大事になるので節目節目で確認させてもらっています。
Q.自然舘と他の組織の違いは何ですか?
自然舘では、全ての古武道の基本技と応用技を非常に大切にしています。勿論、その人の体の個癖に応じた指導により進む道は違っても完成された姿は皆同じように無駄の無い美しいものになります。変化技は個人の個癖に寄る所が多いので、初心者のうちは基本技及び応用技の反復により正しい動きを身につけてもらっています。
Q.精神面の訓練はありますか?
勿論あります。しかし、山篭りや滝に打たれてという方法ではありません。我々は、通常高い集中力を持った稽古により鍛えています。また、様々な構えや技にはそれなりの深い意味がありますので、それを実施する時、その意味(教え)を忠実に身につける様に自分自身をコントロールし実行しています。 こうすることにより精神面の訓練が自然の中になされます。